
前回、お花の特徴と役割についてでお話ししました内容を、実際にお花屋さんで選ぶ時のポイントと合わせてご紹介させていただきます。
今回は、そんなお話になります。
前回の記事はこちらから
フラワーアレンジメントをするとき
- フォーカルポイントの花(メイン)
- 葉や枝もの
- 間を埋める花
大まかに分けて、この3つが必要となります。
わたしは、こんなアレンジがしたいというイメージを持ってお花屋さんへ行く、
または、メインの花をお花屋さんでその場で決めて(一目惚れ)、それに合った葉や枝、間を埋めるお花を選ぶという方法をとります。
後者の方が、その時にそのお花屋さんで出会った、可愛いお花にチャンレジすることが出来るので、おすすめです。
フォーカルポイントの花
マスフラワーまたはフォームフラワーから、まずは3輪選びます。
マスフラワー代表的な花:バラ、ガーベラ、ダリア、菊、カーネーション、芍薬、ラナンキュラスなど
フォームフラワー代表的な花:アマリリス、百合、カラー、バンダ、アンスリウム、胡蝶蘭など


葉や枝物
流れを作ったり、フラワーフォームを隠したりするのに使います。
選び時はラインの綺麗な物や、切り分けて使えるものを2〜3種類選びます。
葉や枝物の代表:雲龍柳、ドラセナ、ソリダコ、ブプレリウム、リキュウソウ、ひめみずきなど

間を埋める花
最後に、間を埋めたり、ラインを出したりするお花を4種類〜選びます。
(ここで選ぶ種類によって、だいぶイメージが変わりますので、わたしは、ちょっと多めに選びます。)
このラインを出すお花でデザインのニュアンスを作ったりました。
アスチルベや、ぺニセタムなどを少し上のほうにはみ出させるのも素敵ですよね。
ここで、フィラーフラワーやラインフラワーを使います。
フィラーフラワー代表的な花:かすみ草、スターチス、ブプレリウム、レースフラワーなど
ラインフラワー代表的な花:アスチルベ、ぺニセタム、金魚草、ストック、スイトピー、グラジオラス、フリージアなど


そうやって選んだお花がこんな感じになりました。


いかがでしたでしょうか?
みなさまのお花選びのご参考になれば嬉しいです。